連絡道路建設推進委員会

堅田小学校のマンモス化に伴い、平成7年衣川台は大津市より仰木の里東小学校への小学校区変更を要請され、自治会総会で安全な通学路を造ることを約束して翌 8年からの小学校区変更を了承しました。しかし、通学の為に急遽造成された急な階段のある危険な通学路が改善されることはなく、放置されてきました。自治 会では、大津市に対して毎年通学路の改善を要望し続けてきましたが、毎年交代する自治会役員による交渉では、実現が難しいことから、平成17年3月の自治 会総会において、継続して交渉にあたる専門委員会を組織し、市との交渉にあたることが決議されました。公募した委員に推薦委員を加え平成17年5月から活 動を開始しました。

活動を開始して約1年半、自治連合会他関係各位の協力のおかげで、平成18年度要望事項回答で「道路改良事業を進める」との回答をもらい、19年度から 測量&概要設計が進められました。そして、20年4月22日に市道路建設課・教育委員会から、現通学路付近に幅6m・傾斜4.4%という車も通行可能な道路を建設し 東7丁目交差点に接続するという設計案の提示を受けました。(第1工区)

専門委員会では設計案を慎重に検討した結果、衣川台側の通学路入口の傾斜19%という急な傾斜部分がそのままであることや歩道が設置されていないこと などいくつかの問題が残ることから、急傾斜部分の改良要望と歩道の設置要望を継続して行いました。その結果、急傾斜部分の改善には道路の距離を延ばす必要 があるため、新たな用地を取得して12組中央道路に接続する新たなL字型道路を建設することと歩道も考慮した設計を提示頂いた。そして地権者との交渉を粘り づよく行なって頂き、ようやく22年10月27日地権者との合意を得た最終設計図を提示頂きました。(第2工区)

22年12月27日に市道路建設課による工事説明会が行なわれ、23年3月30日に待望の工事が開始されました。そして24年10月1日に第1工区の歩道部分が開通、 長年の課題であった急な階段を利用しない通学が可能となりました。その後も市に対しては、詳細設計部分において種々要望をお願いし、考えられる範囲で 安全安心な道路の建設を進めてもらい、27年7月1日供用が開始されました。

衣川台から仰木の里への生活道路着工前の現状をご覧下さい